三菱オートリース株式会社
三菱オートリースは、5月31日(火) に関西地区でお客様向けのエコカー試乗・ソリューション体験イベント 「Safety & Eco Forum」 を開催いたしました。今般、本イベントに伴い発生したCO2について、「釜石地方森林組合」 が環境省の制度に基づいて実施する森林吸収プロジェクトから生まれたクレジット (排出枠) を利用しカーボン・オフセット (埋め合わせ) することといたしました。
当イベントは、低炭素社会の実現に向けて法人セクターへの環境対応車の普及を促進していくことを目的として、最先端の環境対応車の試乗会や、ドライバーの為の危険予測トレーニング体験、エコドライブ体験等を企画し、東京に続き大阪で開催いたしました。開催にあたっては、イベントの主旨に沿って、CO2排出や廃棄物の削減に資する努力を最大限におこなった上で、削減困難なCO2排出量についてはカーボン・オフセットを実施し、可能な限り環境負荷を低減しております。
なお、カーボン・オフセットに利用するクレジットの選定にあたっては、東日本大震災における被災地の復興を支援したいとの思いから、岩手県釜石市の釜石地方森林組合が管理する森林の温室効果ガス吸収量から生まれるクレジット*1(環境省の運営するオフセット・クレジット (J-VER) 制度*2に基づいて発行) を活用することといたしました。
三菱オートリースは、被災地の皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げるとともに、今後とも復興支援並びに低炭素社会の実現に関して、当社として出来る限りの貢献をおこなってまいります。
- *1釜石地方森林組合が管理する森林において、管理計画に基づいた温室効果ガスの吸収量の増大を図るプロジェクトの実施により創出。
クレジットによる収益金は、森林所有者の負担軽減、雇用拡大など、地域の豊かな自然を守り、活かすことを通じ、山村の暮らしを支える取組に活用されます。 - *2国内で実施されたCO2排出削減・吸収活動によって生じたクレジット (排出削減・吸収量) を認証する、環境省の制度。
認証されたクレジットはカーボン・オフセット等に活用が可能で、市場における流通が可能となり、金銭的な価値を持ちます。
カーボン・オフセットとは
自分で排出した温室効果ガスを認識 (見える化) し、主体的にこれを削減する努力を行い (削減努力)、どうしても削減できない量の全部または一部を、他の場所での排出削減・吸収量でオフセット (埋め合わせ) することをいいます。
本イベントにおけるオフセット概念図
本イベントにおけるオフセットの概要
イベント開催日 | 2011年5月31日 |
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名称 | 三菱オートリース主催イベント 「Safety & Eco Forum」 におけるカーボン・オフセット |
オフセット量 | 2t-CO2 |
対象活動範囲 | イベント会場の電力使用量、試乗に伴う電気・ガソリン・軽油使用量 |
排出係数出典元 | 「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」 (平成22年3月改正) |
プロバイダー |
三菱UFJリース株式会社 (あんしんプロバイダー制度に参加) ![]() |
移転先及び移転方法 | 日本国政府の無効化口座へ移転 |
移転完了日 | 2011年6月30日 (予定) |
クレジットの種類 | オフセット・クレジット (J-VER) |
プロジェクト名 | 「釜石地方森林組合による集約化施業 (森林整備活動) を用いた温室効果ガス吸収事業 ~釜石市緑のシステム創造事業~」 |
プロジェクト概要 |
釜石地方森林組合が管理する森林において、管理計画に基づいた施策を実施し、温室効果ガスの吸収量の増大を図る。 クレジットによる収益金は、森林所有者の負担軽減、雇用拡大など、地域の豊かな自然を守り、活かすことを通じ、山村の暮らしを支える取組に活用される。 |
参考ホームページ
本件に関するお問い合わせ先
広報担当 八束・大林
TEL:03-5476-0112
「Safety & Eco Forum」 企画概要
- 電気自動車をはじめとする環境対応車 (電動二輪含む) 試乗会
- 車両に関するソリューション体験
危険予測トレーニング、エコドライブ教育など - 実車展示
- サービス紹介パネル展示